運動不足で体重が増えることが分子レベルで証明されました

運動不足が原因で体重が増えたという感覚は、多くの人が一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

そんな感覚の分子レベルの証明が昨年11月に発表されました。

わずか24時間の不活動により筋肉に脂質が蓄積する

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000021495.html

 

要約
『マウスの片脚をギプス固定する不活動(運動不足)モデルを作成し、24時間の不活動(運動不足)と、悪い生活習慣である高脂肪食(2週間)を組み合わせた比較を行いました。その結果、骨格筋のインスリン感受性はわずか24時間の不活動でも半減し(インスリン抵抗性の発生)、高脂肪食に不活動を組み合わせると、インスリン抵抗性がさらに増悪することが明らかになりました。』

 

簡単にまとめると、運動不足+普通の食事群、運動不足+高脂肪食群などに分けてインスリン抵抗性の変化を追った研究です。
※インスリンの抵抗性というのはインスリンの効きが悪くなる状態で、脂肪が増えやすいということです。

結果は、運動不足がジアシルグリセロール(DG)という脂質が筋肉中に増加し、インスリン抵抗性が高まるというもので、高脂肪食が加わるとさらにインスリン抵抗性が高まるというものでした。

ざっくり言うと、
・運動不足+普通の食事で約50%インスリンの効きが悪くなる。
・運動不足+高脂肪食で約75%インスリンの効きが悪くなる。

たった1日だけでもインスリン抵抗性が半減してしまうというのは、なかなかの衝撃的な結果です。

 

インスリンの抵抗性が高くなると、食後高血糖が起きて低血糖を引き起こします。
それが続くと、ストレス過多、イライラしやすい、夜の睡眠が浅い、やる気の減退などの症状が顔を出します。

リモートワークの浸透で運動不足による体のコリや痛み、体調不良やメンタルの不調を訴える人が多くなっています。

運動不足解消に運動は望ましいですが、低血糖が深刻な方は運動を頑張っても症状の改善が難しいので、まずは低血糖のケアが必要になります。




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