花粉症の目のかゆみや鼻づまり対策

2月の半ばから花粉症でお悩みの方が増えてきました。
普段から薬で症状を抑えている人でも、完全に症状を抑えることは難しいようです。

鍼治療での花粉症治療は、免疫機能の過剰反応を抑えたり、主に肝臓や腸の働きを整えたりすることに主眼を置き、美容鍼で目や鼻の症状を軽くしたりします。

体調や体質により改善までの道のりは長い人も短い人もいますが、症状の軽減や改善は可能です。

さらに、当院では、体調や体質の改善までの間、目のかゆみや鼻づまりなどの症状を軽くするためのセルフケアをお伝えしています。

セルフケアは3つ

①爪もみ

②小指テープ

③脇ペットボトル

です。

①爪もみ

指先には鍼灸でいうツボがあります。爪の根元にあるツボは井穴(せいけつ)と呼ばれ、揉むように刺激するとつまりを解消し、流れを良くする効果があります。
春先に起こりがちな、頭ののぼせや睡眠障害などにも効果があります。心地よい程度に抑えてやりすぎには注意してください。

②小指テープ

小指湿布でご存知の方もいると思います。
もともとはパーキンソン病の運動障害を軽減するという論文からの着想だったと思います。小指の第一関節と第二関節の間にテープを貼ると自律神経の交感神経の調整がされ、目のかゆみ、鼻づまり、首のこりや緊張が緩和される効果があります。
人によっては冷湿布と一緒に貼ると良いとかグリセリンを塗ると良いとか言われています。
しかし、グリセリンは筋肉を柔らかくする目的らしいですし、シップの長時間利用の弊害を考えたら、何かを肌に塗布しなくてもテープだけで効果は十分だと考えます。
軽く圧がかかるくらいの加減で貼ると良いと思います(うっ血するまでの圧はいりません)。
また、個人的には(自律神経反射の考えからしても)両手にはせず、片手だけに行うのが良いと思います。左右はどちらでもかまいません。交互にやると良いかもしれません。

③脇ペットボトル

これは神経反射を利用した鼻づまりの解消法です。
つまっている鼻と反対側の脇の下にペットボトルを20秒ほど挟むと、鼻が通ってきます。
同じように寝ている時に、つまっていない方の脇を下にして寝ると鼻づまりが楽になります。

※これらのセルフケアの効果には、個人差がありますので、コツコツ続けることが大事です。また、やりすぎにも注意が必要ですのでご注意ください。

当院では、セルフケアで症状を抑えつつ、針治療でしっかり体質改善することをおすすめしています。

お薬が効かなくなってきた方、お薬を卒業したい方、他の疾患の関係でお薬を増やせない方は、ご相談ください!




〒186-0013 東京都国立市青柳3丁目14-6


【営業時間】10時~12時/14時~21時

【定休日】火、日曜日

予約優先 当日予約OK


TEL  0425481637

ご予約・お問合せ


・西国立駅出口から 徒歩約13分

・柴崎体育館駅出口1出口から 徒歩約16

詳しいアクセス

関連記事

PAGE TOP