体の不調とマグネシウム

針治療をして体の巡りを良くしてもなかなか効果が続かない、しばらくすると同じ症状でまた施術を受けに
来られる方がいます。
そのような場合、健康を維持するための栄養のアドバイスをさせていただいています。
取り入れて欲しい栄養素は人それぞれになりますが、マグネシウムは多くの方におすすめしているものの1つです。


(引用:健達ねっと)

厚生労働省がおこなっている「国民健康・栄養調査」の結果によると、現代の日本人はマグネシウムの摂取量が少ない
といわれています。
また、マグネシウムの摂取量が少ないばかりか、精製された白いパンや白いごはん、お菓子やアルコールの飲みすぎ、
ストレスなどによって体内でのマグネシウムの消耗が激しくなることで、マグネシウム不足による体調不良が
懸念されています。

マグネシウムの働き                               

マグネシウムは体内で300種類以上の酵素の働きを助けていて、エネルギー産生機構に深く関わっており、
栄養素の合成・分解過程のほか、遺伝情報の発現・神経伝達・筋肉を動かす・体温や血圧の調整などに関与しています。

マグネシウムが不足すると                            

マグネシウムが不足した場合、不整脈が生じやすくなり、慢性的に不足すると虚血性心疾患、動脈硬化症などの
リスクが高まります。また、吐き気、精神障害などの症状が現れたり、テタニー(筋肉の痙攣)を起こしやすく
なったりします。
さらに、近年、長期的なマグネシウムの不足が、骨粗鬆症、心疾患、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の
リスクを高める可能性が示唆されています。

マグネシウムの1日摂取基準量                          

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1日のマグネシウムの推奨量を18~29歳男性では340㎎、30~64歳男性
では370㎎、65~74歳男性では350㎎、75歳以上の男性では320㎎で、18~29歳女性では270㎎、30~64歳女性で
は290㎎、65~74歳女性では280㎎、75歳以上の女性では260㎎と設定されています。
マグネシウムは、小腸で吸収量が調節されていて、摂取しすぎても尿や汗と一緒に体外に排泄されるため、過剰摂取に
よる健康障害や副作用はないとされていますが、まれに過剰摂取による下痢や腹痛が報告されています。
また、腎臓に障害がある場合には摂取量に注意が必要です。

マグネシウムを含む食品                             

種実類(ごまやアーモンド、カシューナッツ、ヒマワリの種など)、海藻類(あおさや青のり、わかめ、とろろ昆布
など)、豆類・大豆加工食品(豆腐や納豆、油揚げ、味噌、きなこなど)の3カテゴリーに多いとされます。
他にも、煮干しや小麦胚芽、米ぬか、切干大根、ほうれん草などに多く含まれています。

ストレスによる精神的な疲労にも体の疲労にもマグネシウムの摂取は欠かせません。また、睡眠の質が悪い人や外食や
インスタント食品を食べる頻度が高い人にもオススメです。
食品から取り入れるのが難しい人はサプリメントもオススメです(酸化マグネシウム以外のものを選んでくださいね)

他にも、経皮吸収できるエプソムソルトやマグネシウム入のクリームやオイルもオススメです。




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