手術が必要と診断された腰椎ヘルニアの鍼灸での改善例

「腰痛が治らない」とご来院された方、病院では「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されていました。
手術を提案されているが切るのは抵抗があり、鍼治療で何とかならないかと。

ヘルニアとは?

一般的に腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨の間にある椎間板というバームクーヘンのような構造をした線維輪の中心にあるゼリー状の髄核が椎間板を破って飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気と言われています。発症の原因は、日常生活における腰への過度な負担の蓄積(前かがみ、重い物を持ち上げる、長時間の座り仕事)により発症すると言われています。
さらに、加齢による椎間板の弾力低下や、喫煙、遺伝的な要因も関係するとされています。

病院での治療

病院での治療は、非ステロイド系抗炎症剤やビタミンB製剤、筋弛緩剤などの薬物療法やストレッチや筋力強化訓練の指導などの理学療法、コルセットなどの装具療法といった保存療法が一般的ですが、保存療法で改善しない場合や、筋力低下や排尿障害などが進行している場合、手術療法が必要になります。
発症から3~6ヶ月間はヘルニアの自然消退を待つ経過観察期間であり、その期間中に保存治療の効果が薄く、安静時でも激痛がある場合や著しい筋力低下や排尿障害などがあれば手術の適応となります。

当院のヘルニアの治療

ヘルニアの自然消退を待つ経過観察期間の早期の鎮痛や症状緩和を目的とします。
腰椎椎間板の症状は腰痛やお尻や足先に走る痛み、シビレ、間欠性跛行(数10m歩くと足に痛みやシビレが現れ、休憩を必要とする状態)などです。下肢の後面(ハムストリングス)が痛むことが多く、腰椎の5番だけに起きると下肢後面ではなく膝から下だけなど一部分のみが痛むこともあります。
それらに対して、鍼灸治療を柱として、ご希望により整体・吸い玉(カッピング)療法・光線療法を加えてゆきます。

冒頭の「腰椎椎間板ヘルニア」と診断され、手術を提案された方は、ヘルニア発症後5か月を経過し、痛みやシビレが消えないので手術を提案されたとの経緯がありました。
その時の当院での施術は、鍼灸治療を中心に時々整体や吸い玉(カッピング)を加えて行い、数回で痛みをほとんど感なくなり体の動きも良くなってゆき、それに応じてシビレも感じなくなてきました。
その際の鍼灸治療は、腰には鍼をしない方法で行いました。

腰痛なのになぜ腰に鍼をしないか?

僕は十数年前に「神経は圧迫されても痛みや痺れを感じない。腰椎椎間板ヘルニアの症状の本質は別のところにある」とある整形外科の医師から教わり、僕もその考えを元にヘルニアの症状を鍼灸で改善させてきましたので、ヘルニアの痛みやしびれなどの症状の原因は他にあると考えています。
その理由として、画像検査でヘルニアが確認されながらも、無症状の人が少なくない人数おられることを知っているからです。

では、本当の原因はどこにあるのでしょうか?

治らない腰痛

ぎっくり腰にしろ、腰椎椎間板ヘルニアにしろ、脊柱管狭窄症にしろ、腰椎すべり症にしろ、坐骨神経痛にしろ、発症直後は腰部に傷があるので受傷部分の炎症が痛みの原因と考えられます。
炎症の期間は大体2~3週間で終わりますが、その後も腰部や臀部の痛みを引き起こしている場合が多いのは、お腹側にある大腰筋や腸骨筋の硬さと周辺の膜組織の硬さや癒着が原因の中心と考えています。
発痛のほとんどは血行不良による酸欠が原因なので、体の中を常に循環している血液やリンパ液などの流動性のあるものの流れを正常に戻したとき、はじめて不快な症状から解放されます。
これは東洋医学的にいえば、痛みのある状態は気・血・水の流れが悪くなっている状態とされていて、「不通則痛(ふつうそくつう)」(通らなければ痛みが出る)という表現されます。体の中には気・血・水というエネルギーがあり、それが常に巡っていることで痛みなく健康に過ごすことができるという考えで、逆に、この流れが滞ることで「痛み」が生じると捉えられてます。

いつまでたっても治らない腰痛は、治すためのアプローチがもしかしたら間違っているのかもしれません。

当院の鍼灸治療は、腰椎椎間板ヘルニアに対して、主に腕や脚のツボを使って気・血・水の流れを整え、痛みや大腰筋の硬さなどの症状の早期改善を目指します。

痛みの戻りをなくすために

筋肉を弛めれば痛みは緩和しますが、体の使い方に気を付けなければ、残念ながら次第に元の硬さに戻りまた痛みがぶり返す可能性があります。
腰痛の原因になることの多い大腰筋や腸骨筋の硬さが戻ってしまう一番の理由は、骨盤が機能していないから。
骨盤が動かずに前傾や後傾で固まってる人はとても多いです。
この姿勢の崩れが腰痛に繋がるリスクを上げてしまいますが、真の原因は体の土台である「足」の崩れにあると思われます。土台がおかしくなっている建物では安心して住めません。体も土台がしっかりしていなくては、体の動きも健康もメンタルも正常に保つのは困難になります。
「足」が崩れると骨盤が正常に機能しなくなります。骨盤が正常に動かなくなると骨盤に付着する筋肉がスムーズに機能しなくなります。すると姿勢が悪くなり、体に余計な負担が生まれ、痛みに繋がりやすくなります。

鍼灸で改善した人や重度の腰痛や慢性的に腰に痛みがある人には、足や骨盤を整体で姿勢を整え、痛みの戻りがない体になるように定期的な調整をおすすめしています。


よねなが治療院




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