定期的にマッサージを受けてくださっている男性。
とても元気な方でいつも楽しく施術させていただいているのですが、かかりつけのお医者さんに水頭症のリスクがあると言われショックを受けておられました。
そういえば最近物忘れが多いような気がするなど、思い当たるフシがあるご様子でした。
水頭症の三大症状
水頭症とは、頭蓋(ずがい)内を循環して脳や脊髄を保護している脳脊髄液が異常に増える疾患です。何らかの原因で、脳脊髄液が過剰に作られたり、循環が悪くなったり、吸収が悪くなったりすることで起こります。頭蓋内圧が上昇するので、頭痛や吐き気などの症状がみられ、急性の場合は生命にかかわります。ですが、慢性症状となる特発性正常圧水頭症の場合は、頭蓋内圧は正常です。(特発性とは、原因不明という意味です)
三大症状としては「歩行障害」「尿失禁」「認知症様症状」が挙げられます。
病院では腰から髄液を抜いたり(タップテスト)、手術(シャント術)などの治療があります。
その日はマッサージ後にあたまの整体のお試し版をご体験していただいたところ、頭がスッキリして軽くなったということで、今後はあたま内臓整体に切り替えられるとのことでした。
当院のあたま内臓整体は、クラニアル(頭蓋仙骨療法)と内臓の動きを整える内臓調整整体を合わせたものです。
クラニアルは、頭蓋の動きと仙骨の運動を調整し脳を包む硬膜の緊張を取り除き、脳に栄養を与える脳脊髄液などの体液の循環を促します。
また、内臓整体はむくみや動きが低下し、不定愁訴の原因となっている内臓に反射や圧縮などの刺激を入れて正常な働きを取り戻す施術です。両方を行うことで、脳脊髄液、血液、リンパ液などのあらゆる体液の循環を促してゆきます。
どちらも基本的には弱い圧のやさしい施術となっています。
僕の父親も晩年は水頭症に悩まされたので、ご自身の不安や症状が酷くなってしまった際のご家族の困惑はよく理解しているつもりです。
ぜひ元気でいていただけるよう、これからもお手伝いをしてゆきたいと思っています。
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