ジュニアアスリートと言われる小中学生のスポーツに励む子供たちの親御さんの中には
お子さんの食の細さに悩む方が一定数いらっしゃいます。
食事量が体の回復や強さ、成長には不可欠です。
だからと言って、食べやすいものだけ与えて栄養素のバランスを考慮しないと整った
体の状態にはなりません。
体調を整え、強い体を作るには、5代栄養素をバランスよく取り入れた食事が大切です。
この考えは大人も子供も変わりありません。
当院にお越しになっているお子さんのお話を聞いているとパンやご飯などの炭水化物の
量は充実していますが、タンパク質やビタミン類の量が少ない印象がありました。
下の表は厚労省が2015年に発表した年代別のタンパク質必要量です。
小学生の年代では30~50g、中学生では大人と変わらない摂取量が必要となります。
さらに運動で体を鍛えている子供たちはこの平均よりも多めのタンパク質摂取が望まれる
場合もあります。
そうなると何からどれだけのタンパク質が摂れるのか気になりますよね?
上記の図はおおよその目安になります。
食事だけでは難しい場合は、補食としてプロテインなどを利用する方法もあります。
プロテイン(=タンパク質)は手軽に利用しやすく、1日の摂取量の計算がしやすい
のがメリットです。
タンパク質を適量食べれていると、体の回復や成長だけでなく、集中力や頭の働きも
向上する傾向にあります。
(これは血糖値との関係で説明されますが、これはまた別の機会に)
食事は体の土台を作る上で非常に大切なものです。
お子様の体調に不安があるときは、一度食事を含めた生活習慣をぜひ見直してみてください。
もし食事が改善されても栄養の吸収に不安が残る場合(胃腸の調子が良くない)は、鍼治療がお役に立てます。
その際は、ぜひ一度ご相談ください。
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